リズムやビートの基本が掴めてきたら、ドラムスティックを買ってみましょう。ここからが本番と言っても過言ではありません。

ドラムスティックは楽器店に置いてあります。有名ドラマーモデルのものは値段が高く、クセもあるので、最初は2本で数百円のもので構いません。細く丸っこく削られている方が叩く方です。

それにドラムスティックは消耗品です。叩いているうちによく折れます。折れにくい素材で作られているものもありますが、最初は普通の木製のもので手の感覚をなじませておきましょう。

握ってみると分かると思いますが、割り箸とは段違いに太く重いと感じるはずです。でも大丈夫。叩く要領やリズムは同じです。

ドラムスティックの握り方は少し特殊です。間違ってもしっかり握らないこと。手首や腕に負担が掛かるし、強く叩いてドラムを破壊してしまうこともあります。

正式にはマッチドグリップやレギュラーグリップなどの握り方があります。

マッチドグリップは親指と人差し指でドラムスティックの後ろの方を握り、残りの指は添える程度に握ります。叩いているうちにすっぽ抜けない程度の強さで握ってください。

マッチドグリップにはさらに2種類あり、親指を上にするとフレンチグリップ、手の甲を上にするとジャーマングリップという呼び名になります。ロックなど力強い曲にはこちらがいいでしょう。

レギュラーグリップは鼓笛隊やジャズドラマーがよく使う握り方です。親指と人差し指の間にドラムスティックを挟み、薬指に乗せて、他の指は添える程度に握ります。オープンハンドの人もレギュラーグリップを使うことが多いですね。

どの握り方も力の抜け具合や入り具合が違いますので、この握り方でないといけない、ということはありません。自分が持ちやすく叩きやすい方を選びましょう。

握り方が決まったら、早速叩いてみましょう。最初は感覚に戸惑うかもしれませんが、ある程度したら慣れてきます。

太くて長い分、叩いている時にスティック同士がぶつかったり手が絡まったりすると思いますが、とにかく慣れる事!練習あるのみです。

それに慣れてきても、実際の演奏でスティックがぶつかったり折れてしまったりすることがよくあります。結構焦ります。だって演奏の途中ですから。

今はまだ練習の段階なのであまり心配しなくても良いですが、演奏をするようになったらスペアのスティックを用意しておくのがよいでしょう。

さて、話を戻しまして、今まで割り箸で叩いていた分、手の疲労が半端ないと思います。最初は無理しない程度に練習をして、休憩を挟みながら徐々にスティックに慣れて行きましょう。

割り箸と違ってグリップしている分、手のひらにマメができることもあります。しかし、そのマメこそが練習の証!血と汗と涙の結晶なのです。

ですがまだまだ先は長いです。ここで心折れてはいけません。次はドラムスティックを使ったテクニックを解説していきます。まずはスティックで叩く感覚に慣れてからですよ!