ドラムはすぐにでも始められる楽器!

バンドを組んでみたいなあとぼんやり思っている人、ミュージシャンに憧れて始めてみたい人、様々に動機はあるでしょうが、一番手っ取り早く始められる楽器の一つがドラムであることをご存じでしょうか?

極端に言いますと、ドラムとは棒(ドラムスティック)と太鼓(スネアドラム)があれば誰でも簡単にできます。それでいて、音楽の中心を担う楽器なので奥が深いのです。

ギターやベースもカッコいいですが、弾けるようになるまでにコードを覚えたり指使いに慣れるまで時間が掛かります。ドラムはとりあえず正確に音を刻めればOKという大雑把かつバンド全体のリズムキーパーの役割があり、縁の下の力持ち的な位置なのです

逆に言えば、ドラムが正確なリズムを刻まないとバンド全体のリズムが狂ってしまうのです。それほど重要な位置なのにすぐできるとは不思議だと思いませんか?

ドラムの基本はリズムに乗って叩くことですので、音楽に乗れさえすればリズムキープしつつ好きに叩いてもいいという比較的自由度の高い楽器なのです。

ですから敷居が低く「誰にでもすぐ始められる楽器」と言っても過言ではないのです。道具だって割り箸と雑誌などで練習OK!最初から道具一式買わずともドラマーになれるのです。

ドラムセットは無くてもいいの?いいんです!

ドラムをするにはドラムセットが必要、と思っていませんか?確かに本格的にするには必要ですが、まず叩き方が分からなければ意味がありません。ドラムセットは高価ですし部屋のスペースも必要になります。しかも結構な大音量です。

実際にドラマーは自宅での練習で、棒と雑誌、または電子ドラムなどで練習音が近所迷惑にならないように工夫しています。イメージトレーニングとしてエアドラムをすることだってあります。

ドラムは両手両足をフルに使う楽器ですが、基本的に両手で叩くリズムを体に染みつかせておくのが肝心です。8ビート、16ビートなども基本のリズムを覚えれば叩けるようになれます。

また、ドラムに向いていない、やっぱり無理だと感じた時、せっかくのドラムセットが無駄になってしまいますよね。ですから、イチから始めるには割り箸や雑誌など、身近にあるものからでいいのです。

と言っても、どのように叩くか分からないという超初心者のために、基本のキから解説していきたいと思います。手でリズムを刻めるようになれば、足でのフットパートも簡単にできるようになります。

上達すればドラム回しでソロプレイの場も与えられるかもしれません。ドラムのソロプレイは個性が表現できるしカッコいいですよ!さあ、今から割り箸と雑誌を用意して始めてみませんか?

ドラムが叩けるようになったらバンドを組んでみよう!

何のためにドラムをするのか。答えは1つ、バンドを組むためです。中には純粋にドラムだけを叩きたいという人もいるかもしれませんが、最終的にはバンドで曲にノッて叩くのが一番気持ちいいです。

本番では緊張で失敗するかもしれません。ですが一つ叩き忘れただけでは大きなミスではありません。リズムが狂わなければそれでいいのです。

ミスしそうになったらオリジナルのフィルインを入れたり、シンバルを叩いたり、ハイハットに専念すればいいのです。

大雑把かつミスを誤魔化せて、それでいてリズムが重要というのがドラムと言う楽器です。完コピを目指す人には怒られそうな表現ですが、本番はアフレコを入れる人も少なくありません。

ただし、ドラムの音が目立つ箇所で失敗はかなり恥ずかしいです。しかしミスしても顔に出さないこと!ミスしたことがバレバレになってしまいます。

失敗なんかしてませんが何か?という涼しい顔でリズムを刻み続けましょう。

コピーバンドならば譜面を参考にしたり耳コピもできますが、オリジナルバンドとなるとまた難しい面があります。

何故なら自分で譜面を起こすか、身体にビートやフィルインを刻み付けなければならないからです。

譜面起こしはできなくても大丈夫です。正確性を求めるならセッションでバンドメンバーの意見を聞きながら修正しつつそれらしい譜面が出来上がるはずです。

特にシンバルの使い方や、バスドラムの踏む速さは重要になってきます。シンバルは曲のアクセントになりますし、バスドラムは目立たないようでリズムに深みを与えます。

簡単で単調なリズムではスカスカの曲になってしまいます。これはコピー曲でも同じです。

真面目で実直な叩き方をするドラマーは皆に重宝されます。逆にミスばかりを連発すると、どんなにリズムが安定していてもバンドメンバーから「練習してんのか!?」と怒られます。

バンドを組む、というのはそれほど技量が必要なのです。何と言っても3~5分リズムキープしつつフィルイン、シンバルを効果的に叩かなければいけないため、ドラムは本当に重要な位置にいるのです。

これはどんなことでも言えますが、上手な人ほど練習をたくさんしています。上達するだけでなく、腕が落ちないようにレベルを保つためでもあるのです。

ドラムは少し離れるとどんどん忘れていってしまいます。バンド練習の時にドラムの練習も兼ねよう、と思っていると、全く叩けなかったということもあります。

バンドを組んだら練習量を増やさなければならないでしょう。時には嫌になることもあるでしょう。ですが、それが本番のため、自分のためでもあるのです。

バンドが成功して、その後の打ち上げはまた格別です。他のバンドと一緒に飲むことで、あれはどうだった、ここはこうした方が良かったなど、自分の問題点も浮き彫りになり、練習メニューも自ずと変わってきます。

バンドは組んだ後が大変ですが、それ以上の喜びもあるので、ぜひバンドメンバーを集め、ライブハウスで大活躍してください!

ドラムは恰好から入らない奥深い楽器

ギターやベースは弾けるまでにまず指の押さえ方から入らなければなりません。いわゆるコード進行です。コードを押さえるまでに指が痛くなってやめてしまう人もいます。

その他にもシンセサイザーはまずピアノの経験がないと両手弾きは難しいですし、ボーカルは歌が上手くなければなりません。

しかしドラムは全くの初心者でも簡単なビートならすぐに刻めるようになります。ドラム回しやオープンハットなどは練習しなければなりませんが、誰もができる可能性を秘めています。

また、身一つでも指や割り箸で練習することができます。極端な話裸一貫でも練習できるのです。お風呂に入りながらトントコやってもOKです。

ドラムスティックを買わなければいけない、スネアがなければいけない、フットペダルがなければできない、ということがドラムの練習に限ってはないのです。さすがに本番では必要ですが。

さらに、他の打楽器にも応用がききます。ティンパニーなども打楽器ですが、同じく4拍子が基本となります。ドラムが叩ければティンパニーもすぐに慣れるでしょう。

イメージトレーニングがやりやすいのもドラムの特徴と言えるでしょう。どこでもいつでも練習できるので、電車待ちなどの時間つぶしにも役に立ちます。

つい身体が動いてしまうかもしれませんので、車の運転中などは避けましょう。非常に危険です。そういう時はドラムの音を口ずさむと良いでしょう。

ドラムは入り口は広いのですが、少しずつ難しくなっていきます。譜面を見ても耳コピしようとしても、ここどうやって叩いてるの!?となることが多々あります。

それはまだ奏法をマスターしていないか、その曲のレベルに自分が達していないと考えていいでしょう。ですから、最初は簡単そうな曲を練習して、徐々に上達する必要があります。

ここがドラムは難しいと言われる所以ですね。慣れればどうということはないのですが…。

練習を怠るといつまでたっても上達しないのは他の楽器も同じですが、ドラムはそれが顕著に出てしまいます。だから初心者から熟練者まで、練習は欠かせないのです。

バリバリのドラマーになれなくてもいいや、と思う人はまず上達しません。初心者からの脱出も難しいでしょう。色んな奏法を体得することで、やっと叩けるようになる奥深い楽器なのです。

恰好は気にしなくていい、とにかく練習が身になるドラム。自分の個性が出やすい楽器だと言っても過言ではありません。

縁の下の力持ち的な役割と、奏法によっては主役にもなれるドラム。ぜひマスターしたいものですね。

スネアドラムのチューニングの仕方

スネアドラムのヘッドが破れた!ヘッドの皮が弛んで音が変になった!という事態はちょくちょく起こります。そんな時、ヘッドの調整や交換に使うのが「チューニングキー」です。

見た目はT字のネジ回しですが、これがないとチューニングができません。

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基本的なチューニングキー

まず、ヘッドが弛んだ時のチューニングの仕方は、対角線上にあるネジを締めることです。

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チューニングの一例

必ずしもこの順番通りに締めなくてもいいのですが、対角線上のネジを締めるのは基本です。なぜなら均等にヘッドの皮が張れなくなるからです。

締めたら軽く叩いてチューニングの具合を確かめてみましょう。ちょっと緩いかな、ちょっと張りすぎたかな、という調節をここでします。

ヘッドが破れた時は、交換のためにネジを全てはずしてリムの部分を取り外します。新しいヘッドと交換してリムをはめ直すだけなので簡単です。

この時も、ヘッドの張りを調整するため上記のように対角線上にネジを締めて行きましょう。「対角線上」が一番重要ですよ。

スネアドラムを買った時、付属してくるものが多いようですが、小さめのものなので紛失したりすることもあります。でも安心してください、単品でも売っています。大事なものですからね。

ドラムセットは買わなくてもいい?必要なもの3つ

ドラムが叩けるようになったら、憧れるのがマイドラムセットですよね。K自宅で自分の好きなように叩けるようになったらどんなに気持ちいいことでしょう。

しかし、ドラムは結構な大音量です。毎日叩くわけにもきませんし。夜に叩くなど問題外です。防音室があれば別の話ですが、ドラムのためだけに作るわけにもいきませんよね。

ドラムセットは必ずしも買わなくていいものです。前にも書きましたが、スペースの問題や近隣の迷惑にもなります。

では、結局何を揃えればいいのでしょうか。

ドラムをするにあたって、必要なモノは3つあります。1つはドラムスティック。これがなければ始まりません。割り箸はあくまで代用品です。実際にドラムセットを割り箸で叩いている人はいませんよね。

ドラムスティックのケースもあるので、持ち運びにはそれを使うか、スネアドラムケースの中に入れるなどしましょう。

2つ目はスネアドラムです。これも最初は雑誌が代用品ですが、ドラムロールやダブルストローク、リムショットの練習には欠かせません。

自分で買ったスネアドラムは着が湧き、練習を頑張ろうというモチベーション上げにもなります。一緒にドラムケースとチューニングキーを買うこともお忘れなく!

3つ目はフットペダルです。バスドラムを叩く時使うものですね。これもスネアドラム同様に愛着が湧きますし、自分の足のクセが付くのでバスドラムを叩くのが楽しくなります。

ネジのゆるみを調節したり、自分なりにチューニングできる点も愛着が湧くところの一つでしょう。

この3つが、ドラマーの基本装備と言っても過言ではありません。持ち運びの時はスネアドラムが少々かさばりますが、セッティングしている時にドラマー特有の高揚感に包まれるでしょう。…とは言い過ぎでしょうか。

実際にドラムを叩く時、どれか一つを忘れても借りることはできますが、人のものはやはりしっくりきませんし、演奏のパフォーマンスにも表れやすいので、なるべく自分のもので叩きましょう。

今日もスネアの調子がいいぜ!とか、バスドラムの振動を感じるぜ!とか、ドラムスティックもうそろそろ買い替え時かな?(木製なので削れたり割れたりするので)など、自分のものだからこを気がつくことがあります。

ドラムスティック、スネアドラム、フットペダル。ドラマーの三種の神器です。脱初心者が成功したら、揃えておくべきものですので覚えておいてください。